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2011年6月14日火曜日

電子書籍出版予定



  前回、書いたように、技術翻訳の依頼が無いので、金を稼ぐため、売文業に専念することを決めた。こちらも注文があった、というわけではないが。

ところで、Web上にパブーの「ブクログ」 http://p.booklog.jp/ というのがある。ここで自分の原稿を電子書籍にして、有料販売することにした。既に一冊は「夢* 現(うつつ)物語(第1話-第10話)として完成間近である。販売開始の際は、改めてご案内するが、今からよろしくお願いして置く。

ここで購入した電子書籍は、自分のPCにダウンロードして自由に読めるし、iPad、iPhone、KidleやAndroid携帯で読むことが可能。

今の状況で自分に必要なのは、原稿を書くこと。それで、「夢* 現物語」を続けるのと並行して、毎日一つの文章を書くことを己に義務づけることにした。果たして、約束を守り続けることが出来るか、どうか定かではないが、兎に角やるしかないだろう。これも纏めて、いずれ電子書籍にして販売したい。

第一回目を、参考のため以下に披露しておこう。

『<一日一書>(一)「ヒトよ、驕るなかれ!」

「今日は土曜日です。
天気は雨です。梅雨真っ最中ですから当たり前ですよね。」

さて、今日から毎日、何か一つずつ書くことにしました。

書き方は色々です。ジャンルも、長さも、その他、何も特定しません。

何故、書くか?理由も種々あります。追々触れることになるでしょう。

今日の話を始めます。

二十一世紀になれば、何か素晴らしい世界がやって来るのではないか、と期待した、ミレニアムから十年経ってみて、良くなるどころか、益々悪くなっているように見えます。

戦争は途切れることなく、彼方此方で続いて居るし、国家という組織が、力を持ち過ぎた結果、益々愚かで、暴力的な振る舞いをするようになりました。国境とか、国際的ルールを全く無視し、他国に、ずかずか土足で踏み込み、都合の悪い人間を勝手に殺害し、『これは正義だ!』とキャンペーンすると、それに躍らされた人々が「殺人」について、歓呼の声を上げるのです。

それをTVというメディアで、映像として眺めながら、ビールを飲んだり、コーラーを飲んだりしながら『ああでもない、こうでもない』と話題にして、一日の憂さを晴らしたりします。

そんな状態ですから、当然、消耗材が必要以上に増え、電力を浪費し、天然資源がどんどん減少し、慌てゝ浅知恵の癖に「技術」という人間だけが手にしたツールを駆使して、未だ制御の見通しの立っていないエネルギーに手を出しました。

地球上で極東と呼ばれる地域にある、小さな、その癖、経済大国、技術先進国などと評されて、いい気になった島国が、原子力発電に手を出すに至りました。

科学的な見地から、識者に、その危険性が不明であったわけではなく、それに対する反対の正論も、当然ありました。

しかし、どういう訳か、比較的愚かな人々により、国が舵取りされていることゝ、それを利用して、うまい汁を吸おうとする輩(やから)の悪だくみを、市井の人々が見抜くことが出来ず、正論を述べる人々は「夢想家」として、排除されて来ました。

突然、大地震と大津波が押し寄せると、根拠の乏しかった『安全神話』は、完膚無きまでに叩き潰されました。犠牲となったのは、騙されていたり、半信半疑の侭、世の流れに翻弄されていた市井の人々です。それにしては、余りにも代償が大き過ぎたかも知れません。

しかし、「人間の浅知恵」、「人間の無力さ」、「人類の驕り」、「巨大な自然に対し、改めて感ずる畏怖や尊敬の念」等々、色んなことを反省させられる、良いきっかけ、となるかも知れません。

要は、これからです。それを教訓として生かせるか?単なる不幸、大惨事ということで終わらせてしまうか?

人類には「分(ぶん)を弁えた」生き方が必要です。人が住んでいる、この天体は、他の動物や、植物のものでもあるのです。

「ヒトよ、驕るなかれ!」』

ご感想、ご意見等あれば、是非お聞かせ願いたい。

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