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2012年3月25日日曜日

「詩をきっかけとして考える会」3月例会案内


 2月例会には、予定通り長保寺住職瑞樹正哲氏を招いて話を伺った。出席メンバーはTa、K、N、Ts、(途中より)S各氏およびJの6名。
iPadを駆使して図解や写真を利用しながらの分かり易い説明であった、と思う。
この思考方法が「個人と国家」の問題を考える際、「有効な手段の一つとなりそう」という私、城の見解に出席メンバーが、どの程度の賛意を表されたか、今のところ不明であるが、個人的にはなかなか興味深い思考方法であると考えている。

さて、3月例会では、前回から持ち越しのテーマ「日本人のアイデンティティーとは何か?」を参加メンバー各人から述べることにしたい(注:もし、参加メンバーの方で国籍が日本以外の方、たとえば、中国籍の方が居られた場合、その方は「中国人の…」また、韓国籍の方は「韓国人のアイデンティティーとは何か?」を語って頂きたい。)

また、時間があれば、コーディネーター城から、「個人と国家」の具体的象徴は、結局「生命と金(特に市場原理型資本主義)」に尽きるのでは無いか?という考えや、今読んでいる小説白石一文著「幻影の星」に出て来る地球科学における「長尺の目」という考え方にも触れてみたいし、更に、詩人金時鐘氏が評価する韓国映画「ポエトリー アグネスの詩」(詩が死にゆく時代への開き直りの刃、かな)に描かれた主人公ミジャを介して「詩をきっかけとして考える会」の原点を指向する「詩」あるいは「ポエトリー」の本質または、その捉え方について共感するところにも触れてみたい。


3月例会場所、日時は下記の通り。

      場所: JR海南駅前「ヴァンサンカン」2階個室
       日時:3月28日(水)午後1時30分より

              「ヴァンサンカン」TEL: 073-482-1899

                          (文責:城 久道)