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2011年10月20日木曜日

「詩をきっかけとして考える会」10月例会案内


9月例会出席者はK、H、M、S(途中より)、TさんおよびJの6名。Nさんからは事前欠席連絡。

(第1部)
例会には海南の郷土史家平岡繁一氏を迎え、紀州藩に受け継がれて来た教育方針と言われる、いわゆる「父母状」誕生の由来について、お話を伺った。
文禄の役における豊臣秀吉朝鮮出兵の折、捕虜となり、農奴とされていた李真栄が紀州藩主の侍講となり、その息子李梅渓は徳川光貞に儒官としてとして仕え、「父母状」が完成に至る経緯の前半について講話が為された。

(第2部)
YouTubeやUstreamからダウンロードした東京大学児玉龍彦教授、怒りの発言(厚生労働委員会での発言要旨)を初めとする原発問題関連の映像を視聴後、ディスカッションした。

(1)10月例会では、平岡氏に前回に続く「父母状」関連の話をして頂く。

(2)A. 原発と司法(訴訟の傾向)-10月19日付朝日新聞朝刊オピニオン「耕論」

B. プロメテウスの罠(研究者の辞表)-朝日新聞朝刊10月17日より3回連載中(特に第3回末尾にNHKディレクター大森淳郎氏の発言『戦時中の「勝った」「勝った」という大本営発表が、今の政府の「大丈夫」「大丈夫」と重なってしょうがなかった。』は、前回9月例会案内中で筆者(J)が述べた『<一日一書>(七十二)「大日本帝国 大本営」中で、大本営報道に翻弄され、日本人は70年前の惨憺たる歴史から何も学んで来なかったことの指摘、更にフリージャーナリスト上杉 隆氏の今後の日本について「この儘では、日本は終わりで、70年後に再び失われた歳月の大損失を思い知らされ、何も変革して来なかったことに思い至るであろう」という指摘に将に重なり合う』

C. 天野祐吉氏の<CM天気図>「ふつう」の発見

D. 大江健三郎氏の<定義集>【原発が「潜在的核抑止力」とは】 - 前例なき民主主義無視の論

以上について、Jより紹介したい。

また、資料として古くからの友人、M氏提供のゼオライト・ラボ情報(隠されてきた内部被爆の実態ほか)をここに添付するので、ご参照の程。

10月例会場所、日時は下記の通り。

      場所: JR海南駅前「ヴァンサンカン」2階個室
       日時:10月25日(火)午後1時30分より
                                 TEL: 073-482-1899

<追伸>今、メルマガ金原から次の情報が伝達されました。

【緊急!】わかやまの瓦礫受け入れ反対のための「緊急拡散のお願い」メールが飛び込んできました(歌舞さんより)

以下に貼り付けてそのままご紹介します。


ご縁を頂いているみなさまへ
こんばんは。歌舞 こと にしでいづみです。

取り急ぎ、すでにご存知の方や、
すでにアクションを起こされている方もおられると思いますが、
その場合は、どうぞご容赦くださいm(_ _)m

10月7日に、環境省から各都道府県廃棄物行政主管部へ
震災瓦礫受け入れに関する「事務連絡」が送られました。
回答は、21日(明後日!)までとなっています。

その「事務連絡」という名の恐ろしい内容や
環境省地方環境事務所とのやり取り等については、
以下のブログに貼付けてくださっていますので、ご覧ください。

「院長の独り言」
ガレキ処理の自治体アンケート・・狡猾な罠

当然、和歌山県にもこの事務連絡は送られています。
時間があまりありませんが、何とか、一人でも多くの「住民側の反応」を各窓口に送りたいと思います。

今日、うちの事務所の人が、県内で窓口となっている連絡先を
ブログにまとめてくれました。

■緊急:わかやまの瓦礫受け入れ反対のブログ

仕事の合間に何とか仕上げてくれたものですので、
不備もあろうかと思いますが、
たった1本の電話でもいいですし、
単なる問合せでも抗議でもいいです。
FAXやメールなら、夜中でもできますので、
ぜひ何らかのアクションを起こして頂きたいと思います。

ということで、急ぎ、送信いたします。

乱文お許しくださいm(_ _)m

♪Love 歌舞 Peace♪

◯ 和歌山県環境生活部環境政策局環境生活総務課
電話:073-441-2670
FAX:073-433-3590
メール:e0320001@pref.wakayama.lg.jp

◯ 和歌山市 一般廃棄物課
電話:073-435-1352
メール: ippanhaiki@city.wakayama.lg.jp

◯ 海南市 環境課
電話:073-483-8456
メール:kankyo@city.kainan.lg.jp

◯ 岩出市 生活福祉部 生活環境課
電話:0736-62-2141

◯ 田辺市 廃棄物処理課
電話:0739-24-6218

◯ 有田市 生活環境課
電話:0737-83-1111(内237)
FAX:0737-82-1725
メール:seikatukankyo@city.arida.lg.jp

◯ 御坊市 環境衛生課
電話:0738-23-5506
FAX:0738-24-3255
メール:kankyou@city.gobo.lg.jp


私(J)は直ちに、皆さんに上記情報をお伝えすると共に以下のTweetをして置きました。

<各自治体の窓口 http://wakamamoru.blog.fc2.com/blog-entry-4.html 【緊急!】わかやまの瓦礫受け入れ反対のブログ (広瀬隆氏も指摘)知らないのは県民だけ『1990年3月「紀伊半島における深部地質構造調査」も実施され、すでに和歌山県は高レベル放射性廃棄物の最終処分場の有力候補地になっている』>

2011年10月16日日曜日

<一日一書>(百十五)Unhappyデジタル人生


『今日は木曜日。
天気は雨のち曇り。』

さて、今日の話を始めよう。

実は”Happyデジタル人生”というブログを大分以前に楽天のWeb上に作成、運営しているが、そう熱心とも言えず、最近は極く偶にしか書いていない。と言うのも、私がデジタルでHappyと言っているのは、特許明細書を初めとする技術文書の翻訳をMSワードや一太郎というワープロソフトを利用し、辞書はPersonal Dictionaryを主とするが、色々な参考書や辞書を時にWeb検索を交えながら作成し、出来上がった文書を依頼先に対しメール添付文書として納品し、そのフォローは、メール、FAX或いは郵便やクロネコ便などを利用して遂行する。
勿論、それらの文書の作成もPCを使用する、という一連の作業をデジタル技術の恩恵を蒙りながら、東京にある受注先から遠く離れた海沿いの恵まれた環境でやってのけることが可能となった事実を述べていたのであるが、この注文が大変に忙しく、余りブログには時間を割けなかった、というのが実情であった。

つまり、以前は東京で生活しながら自宅事務所で文書を仕上げ、電動タイプライターで清書した、紙に記録した文書を電車を乗り継いで依頼先の特許事務所まで納品に出掛けることで、こなしていたのに、今や作業場所は依頼先の集中する東京に限らず、好きなところに暮らしながらでも飯が食えるようになった。
それをして、Happyなデジタル人生と称していた。従って、それは今のPCを利用するネット上の販売などのサービスを意味している訳ではないし、その技は門外漢の私には無い。

そのまま優雅な「老後」ではなく、また「毎日が日曜日」でもない、年齢を気にすることなく、組織にも拘束されない自由な仕事を生涯現役で続けられる筈であったが、経済評論家の内橋克人氏の言うように、国家の約束は果たされず、いわゆる「幻の大地」の憂き目をみることとなった。

説明するまでもなく、世界的な不況、追い打ちを掛ける福島東電原発事故の発生によって、仕事の依頼は全く無くなってしまった。今年百歳を迎えた母の介護をしながら年金だけで生活することは出来ず、年齢からして今更就職もあり得ない。

そういう状況下の庶民に生きるためのどんな手立てがあるというのか?追い詰められながら再びHappyなデジタル人生を夢見ているが、色々トライしてみても遠くの灯りすら望めないのが、老書生の姿だ。

デジタル・テクノロジーを駆使して金儲けという話も蔓延しているが、事程左様に簡単な話ではない。全く途方に暮れる毎日である。