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2011年11月21日月曜日

「詩をきっかけとして考える会」11月例会案内


 10月例会出席者はK、H、M、S、Y、Sh、TさんおよびJの8名。Nさんからは事前の欠席連絡。今回は温山荘関係者のSおよびYさんが参加され、いつもの小部屋では狭いので、隣の二回りほど大きい中部屋に会場を変更して開始。

前回に引き続き、海南の郷土史家平岡繁一氏により紀州藩に代々受け継がれて来た教育方針と言われる、いわゆる「父母状」、その実質的提案者である李梅渓や深く関わる徳川頼宣、光貞、後の将軍吉宗などにまつわる話を伺い、その中で書を良くした李梅渓の色々な扁額が話題となったが、中でも紀伊半島と淡路島にまたがる友ヶ島水道に散在する無人島群のうちの友ヶ島について、ウィキペディアにも『江戸時代において、紀州藩の藩主であった徳川頼宣(とくがわ よりのぶ)の命令を受けた紀州藩の蘭学者(?儒学者の誤りか)、李 梅渓(り ばいけい)が虎島内に葛城修験道における5つの「行場」を書いた文字を彫った。これを「五所の額」という。現在もその跡が残っている。』という記載がみられる。

11月例会では、この友ヶ島(虎島)の巌額を海上から鑑賞しようという提案があり、常連メンバーShさんのお世話で、加太の民宿「大津屋」の持ち船に乗船させて頂けることになった。実物を観ながらの平岡先生の解説が期待される。

天候次第で、臨機応変に対応するが、予定通りであれば、小一時間ほどの海上鑑賞の後、「大津屋」の部屋に会場を移し、参加者の所感や平岡講師の補講を交えて会を進め、更に紀南すさみ町の旧家藤本家に所蔵されていた李梅渓の扁額についてのエピソードをメンバーのN氏より紹介して頂く予定。

その後は時間と参加者の希望と成り行きにより加太周辺を見学するか、あるいはJの用意する資料に基づいて、室内で例会を続けることにする。

尚、下船後、Shさん準備による弁当を大津屋で摂ることにしているので、今回に限り、例会に参加される方は事前の申し込みが必要。また、前回の予備連絡においても通知したように、船上鑑賞ご希望の方も事前申し込みを要する(但し、乗船定員制限あり。後2、3名の空席が残存)。

いずれも申込期限は11月22日(火)正午まで。申し込みは本記事に対するコメントにて。


 今回の例会では、弁当代約1,000円および乗船費用ならびに部屋代実費相当分を参加者全員の割り勘(約500円予定)で負担予定。

テーマに関心を有し、ご都合のつく方は奮ってご参加の程。(文責:H.J.)


11月例会場所、集合日時は下記の通り。

   場所: 加太海水浴場 民宿「大津屋」前 :073-459-1278
     日時:11月24日(木)午前11時までに集合(晴雨に拘わらず)

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