「詩をきっかけとして考える会」5月例会案内
4月レポートの最後は次のように結ばれていた。
すなわち、『5月の「詩をきっかけとして考える会」
の日程案としては26日(土)もしくは19日(土)が挙がっているが、会の理念を正しく理解し得る方々のみの、ご意向次第でヴァンサンカンの会場予約を取ることにしたい。率直なご意見をお聞かせ願いたい。』
これに対し、大分前からY.T. ;T.K.両氏から参加のご意向が伝えられていたにも拘わらず、正式な連絡の遅れたことを先ずお詫びし、差し迫った日程についてのお知らせを優先する。
5月19日(土)は、コーディネータ城の仕事の都合上、
対応できなくなったので、日時は5月26日午後1時半開始とする。また、場所は少人数が予想されるので、紀陽銀行本店駐車場真裏の喫茶・レストラン"Unity
& Trinity"もしくはフォルテ
ワジマ真裏に位置する喫茶・レストラン”スイッチ”その他を考えているが、更に若干詰めるべき点があり、正式決定までもう少し時間を頂きたい。
参加希望者はいつでも適当に出入りして頂くことは従来通り全く自
由であり、特別な制約は無い。ただ、改めてお願いして置きたいのは、参加される際は、事前に送信される「詩をきっかけとして考える会」のお知らせを読み通し、趣旨を了解した上で参加して頂きたい。城のお知らせやレポートが冗長となりがちで読み難ければお詫びせねばならないが、筆者としては注意点や事前に理解を得て置きたいポイントを網羅的に説明しようと努めているので、それが却って取付き難さとなっているのかも知れぬ。しかし、テーマーによってはディスカッションの際の事前ルールを定めて置かないと、限られた時間内では到底収拾がつかなくなるという事態が発生する、と考えた上、敢えて規制しているので、その表現趣旨や意味が理解しがたい場合は遠慮無くご指摘、あるいはお問い合わせを頂き、充分ご理解の上参加されたい。
特別な条件や制約を設けない場合は、
従来のフリートーク形式で進行することになる。
さて、5月例会ではトルコの亡命詩人ナーズム・
ヒクメットの作品を取り上げたい。映画”チェルノブイリ・ハート”の冒頭では、彼の「生きることについて」という詩が掲げられ、私はこの詩から強烈なインパクトを受けた(この作品は4月例会においてJが朗読した)。
日本では「ヒクメット詩集」が中本信幸
編訳で出版されているが、インターネット上や古書店以外では現在入手不可能と思われる。和歌山市民図書館には収蔵されている事を確認済みである(県立図書館は未調査だが、当然収蔵されているだろう)。
幸い、土さんと城が各1冊ずつ所持しているので、各自お気に入りの作品を何篇かずつ選び、これらを紹介し、選定した背景なども語り合うようにしたい。
そこで、参加される方は成る可く事前にナーズム・ヒクメットについての知識をインターネットなどで調べたり、望ましくは作品にも目を通した上でお出かけ願いたい。
また、時間が許せば、池田こみち氏の、
いわゆる放射能がれき広域処理問題を論じた講演の内容をご紹介したい。これは場合により次回以降の例会で取り上げることを検討してもよい。
それでは、場所については追ってご連絡することにし、
これを取り敢えずの5月例会案内とする。(文責:城 久道)
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